SE法 / SSFSE法

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SE法

試14-17、11-13、10-20、8-14、6-14、5-18
参考PDF

概要

・磁場の不均一に強い

・SE法で撮像する画像の種類
→ 「T2WI」「FLAIR」「プロトン密度強調画像」「T1WI」

・180°パルスは縦磁化成分横磁化成分を反転させる

・CPMG法を用いたSE法
→ 180°パルスが不正確でも数番エコーは正確なT2減衰を示す
→ 一度に多数のTEの異なったスピンエコー信号が得られる

・SE法の信号強度SI

SI∝ρ×(1-exp(-TR/T1))×exp(-TE/T2)  (ただしTR≫TEの場合)

ρ:プロトン密度
T1:縦緩和時間
T2:横緩和時間
TR:繰り返し時間
TE:エコー時間

シーケンスチャート

TEはチャート内のTの2倍の時間
180°パルスのみを取り除くとGRE法になる
流速補正用勾配が付加されている
AとBの面積は等しい

3D高速SE法

試8-14、6-14
・再収束パルス角を小さくする
→SARは低下
SNRは低下
画像コントラストは低下

・再収束パルスを非選択的パルスに変更した場合、最短エコー間隔がくなる

SE法と比較したときの高速SE法の特徴

試10-20
参考書籍:完全解説P231

軟部組織のコントラストが
→ 原因:「TE平均化」「MT効果

T2の長い組織の信号を強調する
→ 原因:「T2フィルタリング

・ブラーリング効果で画像がぼける

磁化率効果減少

MT効果

・脂肪高信号
→ 原因:「MT効果」「Jカップリング

パラメータと画像コントラスト

コントラスト  繰り返し時間TR エコー時間TE
T1WI  短い(100~1000ms) 短い(10~30ms)
T2WI  長い(2000~6000ms)  長い(60~200ms)
PDWI  長い(2000~6000ms)  短い(10~30ms)
高速SE  長い(10000ms)  長い(800ms)

T1WI、T2WI、PDWIでのパラメータ比較

コントラスト  繰り返し時間TR エコー時間TE フリップ角FA
T1WI  短い 短い  大きい
T2*WI 長い 長い 小さい
PDWI  長い  短い  小さい

 

 

シングルショットFSE法 (Single-Shot Fast Spin-Echo法:SSFSE)

概要

・SE法を超高速撮像にしたもの

・撮像する画像の種類:MRCP、MR urography、MR myelography、MR hydrography

・高速撮像のため、動きに強い
→ 動きのある胎児や蠕動運動のある腸管の輪郭描出に優れる

・非常に強くT2が強調された画像
→ 水のみが著名な高信号の画像になる
→ 非造影で胆道、膵管、尿路、脊椎管を描出できる

・画像が歪みにくい

 

コメント

  1. ほし より:

    TEは理論上では位相のバラつきが無い90度RFパルス位相頂点から180度RFパルス頂点だと思います。
    つまり、90度RFパルス開始からではなくTの2倍ではないということです。

    • 対策ノートの人 より:

      ほし様

      コメントありがとうございます。
      ノートの内容についてのご指摘を再考しましたので報告します。

      1.ほし様のご指摘に関して
      ご指摘のとおり、「TEは理論上では位相のバラつきが無い90度RFパルス位相頂点から180度RFパルス頂点」が正しいです。そのためノートの記載が誤っていました。見落としていた部分を拾い上げてご指摘していただきありがとうございました。
      ノートの図は過去問第5回-問18から引用しました。(http://plaza.umin.ac.jp/~JMRTS/dl/shikenmondai15kai.pdf)
       この図ではTの範囲はTEではないので、選択肢2は誤りとなりますね。
       
      2.対応
      ・図のTの範囲を修正しました。
      ・過去問の解答一覧(https://mrts.radiological.site/2020/09/14/%e9%81%8e%e5%8e%bb%e5%95%8f%e3%81%ae%e8%a7%a3%e7%ad%94%e4%b8%80%e8%a6%a7/)にて、過去問第5回-問18を12345→1345に修正しました。

      3.ノートについて
      今後も誤った内容などお気づきの際はコメントしていただけるとありがたいです。
      よろしくお願いいたします。

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