造影剤 / 医薬品

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造影剤

試14-34、13-18、13-32、7-4、3-11、3-24
参考PDF①
参考PDF②
参考PDF③
参考HP①

概要

・eGFR:「糸球体1分間あたりの濾過能力
・MRI造影剤はT1値およびT2値を変化させる
・造影剤の副作用は、初期症状を早期に捉えることが重要
・腎機能チェックは造影剤を使用する場合だけでよい

Gd系造影剤

・T1WIでの造影効果は,水のT1時間短縮効果を利用
・FLAIR法で短いTEを用いると造影効果が得られる
・Gdは原子番号64の希土類元素に分類される重金属であり、生物に対して強い毒性がある
・Gdイオンには7個の不対電子がある
・Gd造影剤は血中および細胞外液に取り込まれ、T1値、T2値を短縮する
・授乳中の場合はGd造影剤投与後24時間授乳を避ける
・線状型キレート構造のGd造影剤を繰り返し使用すると小脳歯状核や淡蒼球や尾状核に蓄積する

Gd-EOB-DTPA

・排泄
 胆汁と腎排泄(6割)
 健常人は造影剤の約4割は糞中から排泄

・分布
 細胞外液と肝細胞
 トランスポータによって肝細胞に取り込まれる

・造影剤投与後(ダイナミック)
 造影早期相
  細胞外液性の造影剤として作用し、血流評価が可能
 投与後1分程度
  血中および細胞外液に取り込まれはじめる
 20分後
  肝細胞相での増強効果により肝細胞機能を評価できる

・造影効果
 少なくとも2時間持続
 造影効果は機能の程度によって変化
 腎機能は関係しない

・血漿中のR1(T1緩和度)はGd-DTPA 造影剤の約2倍のT1短縮効果を示す

・NSF(腎性全身性線維症)に対して Gd-DTPA 造影剤と同様の取扱いを行う必要がある

・肝臓はin-phaseのGRE 法を選択する

SPIO:superparamagnetic iron oxide

・超常磁性体酸化鉄製剤
肝臓の細胞内皮系細胞(Kupffer細胞)に貪食されて取り込まれる肝特異性造影剤

・微小酸化鉄粒子であり,正常組織のT2*値を短縮させる
→ 陰性造影剤として使用される

・静注投与され、転移性肝癌の診断に利用される

・正常肝ではKupffer細胞がSPIOを貪食することで磁場の不均一が生じる
⇒T2WI、T2*WIで信号低下する

・Kupffer細胞が存在しない転移性肝腫瘍やHCCが、信号低下した正常肝と比べて相対的に信号となる
・体内で消費されるため、腎不全患者に対して使用してもよい
出血症状を悪化させる恐れがある

・禁忌
ヘモクロマトーシスや鉄過敏症の患者

分類  細胞外液性造影剤  肝特異性造影剤
Gd-DTPA  Gd-EOB-DTPA SPIO
分布  細胞外液 細胞外液と肝細胞 血液とクッパー細胞
画像
造影効果 
主にT1WIで活用

造影剤の存在部位が高信号 
主にT1WIで活用

造影剤の存在部位が高信号
主にT2WIで活用

造影剤の存在部位が低信号
血行動態の差異を可視化 血行動態の差異と肝細胞機能の差異を可視化   クッパー細胞の有無または機能の差異を可視化
Gd含有量
投与量
0.2mL/kg

0.1mmol/kg

500mmol/L
0.1mL/kg

0.025mmol/kg

250mmol/L
 

その他造影剤

・経口剤は消化管の検査にて、水の信号を落とすために使用する
・本邦で認められている消化管用造影剤は、T1WIで高信号を呈する

医薬品

ブスコパン

試5-12
参考HP①
・腸管の蠕動による動きを抑え、腸管・骨盤領域の画質を向上させる
・禁忌
 「出血性大腸炎
 「緑内障
 「前立腺肥大
 「重篤な心疾患
 「麻痺性イレウス

アルテプラーゼ(rt-PA)

試14-24、12-48
参考PDF①
参考PDF②
参考PDF③
○概要
・アルテプラーゼの適応選択、治療後の経過観察にMRI画像検査を行う
・アルテプラーゼ静注療法:発症から4.5時間以内に治療可能な虚血性脳血管障害患者に対して行う
胸部大動脈解離が強く疑われる場合は適応外
胸部大動脈瘤の存在が判明している場合は慎重投与

○経皮経管的血栓回収療法の適応
→rt-PAの経静脈投与が適応外、又は静脈投与により血流再開が得られない場合
→最終健常確認時刻より6時間を超えたICAまたはMCA M1部の急性閉塞が原因と考えられる脳梗塞
→頭部CT灌流画像またはMRI拡散強調画像における虚血コア体積と、神経症状あるいは灌流画像での灌流遅延領域にミスマッチがあると判断される症例に対し、最終健常確認時刻から24時間以内に経皮経管的血栓回収療法を開始することが勧められる

 

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