技術分野

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新技術など

Synthetic MRI 試15-13、14-22 参考PDF 参考HP① 参考HP② ○概要 ・撮像後に任意のコントラストの画像を計算によって生成する技術 ・複数の信号パターンを同時に収集する ・後処理で画像コントラストを作成する ・T1値、T2値、プロトン密度(PD)に基づいてT1WI、T2WI、FLAIRや脂肪抑制画像のように特定の組織の信号値が抑制された画像など任意のコントラスト強調像を作成する技術 ・画像の信号値の理論式を用いたシミュレーションやカーブフィッティングによって、組織定量値が導出される MRF(Magnetic resonance fingerprinting) 試15-13、14-22 参考HP①  参考HP②  参考HP③ 参考PDF①  参考PDF② ○概要 ・撮像パラメータを撮像毎にランダムに設定する  →TRごとに異なるFAを設定する ・撮像後に任意のコントラストの画像を計算によって生成する技術 ・最適化されたシーケンスにより得られる信号パターンから特定の組織の定量値を抽出する ・データベースとの比較及び推定によるシ...
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その他アーチファクト

クロストークアーチファクト 試15-21、11-8 参考書籍:完全解説P531~ 参考PDF① ・低(無)信号として生じる ・無信号帯域幅の大きさはRFパルスの印加時間に影響する ・スライス選択傾斜磁場を強くすると、無信号帯域幅は狭くなる ・静磁場強度が高いほど出現しやすい ・原因 「サイドローブの干渉」 「RFパルスのフーリエ変換が矩形でない」 「マルチスライス法にてスライス間隔が狭い」 「マルチスライス法にてスライスが交差する」 「T1値(スピンー格子緩和時間)に起因する」 ・対策 「スライスギャップを広げる」 「スライスの励起順をインターリープにする」 「スライス厚の境界にはスライス厚の10%程のギャップを設定する」 「TRを長く設定する」 paradoxical suppression アーチファクト 試11-11 参考書籍:撮像技術P259 ・造影剤使用時、組織の脂肪成分と水成分の比率が同じになったときにopposed phaseを撮像すると、信号が相殺されて無信号になる ・実際は信号増強が見られるにもかかわらず信号低下が起こって...
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磁化率 / バンディングアーチファクト

磁化率アーチファクト 試15-22、15-36、14-37、12-23、9-31、8-31、4-34、2-14、1-14 図 磁化率アーチファクト 図 オーラ(Aura)サイン 原因:増毛パウダー                ・位相エンコード方向に出現する ・出現しやすい条件 「EPI>GRE>SE>FSE」 「180°パルスを用いない撮像法」 「リフォーカスパルスを用いない(GRE系列)」 「静磁場強度が大」 「TEが長い」 「スライス厚が大」 「ピクセルサイズ、ボクセルサイズが大」 「組織間の磁化率の差が大(空気や鉄イオンの存在)(肺,頭蓋底,副鼻腔,腹腔内等)」 ・チタン合金はコバルト・クロム合金よりアーチファクトの影響が少ない ・対策 「SE法を使う」 「低磁場装置を使用する」 「TEを短くする」 「スライス厚を薄くする」 「バンド幅を広くする」 「ピクセルサイズを小さくする(マトリクス数を増やす)( FOVを小さくする)」 金属(強磁性体)アーチファクト 試14-35、13-42 ・基本的には磁化率アーチファクト...
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化学シフト(ケミカルシフト)アーチファクト

試15-20、14-12、14-38、13-24、11-40、11-28、10-49、9-31、9-37、9-38、8-31、7-12、7-21、6-30、6-27、5-31、5-33、5-5、4-32、3-15、2-4、2-16、1-4、1-16 参考書籍:撮像技術P169 ケミカルシフト ・共鳴周波数は局所の水素原子核がどのくらいの磁場の影響を受けているかによって決まる ・脂肪は水よりも電子の数が多く、脂肪が受ける磁場の強さは水よりも約3.5ppm弱い → 弱くなると脂肪の共鳴周波数は小さい方へシフトする → 上記過程で共鳴周波数が違ってくることをケミカルシフトという ・ケミカルシフトの影響は磁場強度に比例する ・水と脂肪の中心周波数の差 =プロトンの周波数42.6×106×静磁場強度×ケミカルシフト3.5×10 -6(3.5ppm) ケミカルシフトアーチファクト ・水と脂肪のプロトン共鳴周波数の違いが隣接する境界に発生 ・一般的に脂肪で位置ずれが生じる ・出現方向  周波数エンコード方向:「SE法」「GRE法」  位相エンコード方向:「EPI法」...
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頸部 / 膝関節 / 足関節

頸部 試13-47 概要 ・Motion artifactを軽減するため、受信バンド幅を広く設定する ・Metal artifactを軽減するため、T1WIをSE法からFSE法に設定する ・腕神経叢を評価するため、DWIの脂肪抑制法は局所磁場均一性の高いSTIR法を選択する ・T2WIでCSFのflow void artifactが問題となる場合は、GRE法のT2*WIを選択する SE系のシーケンスでは、CSFの流れの速い頸胸髄の撮像で、CSFと直交するAx面にて本来なら高信号のCSFが無信号を示す(flow void) ・検査依頼内容が脊椎転移性腫瘍の検索目的であった場合、T1WIから撮像する 頸動脈のblack blood imaging 試13-49、11-48、10-43 参考書籍:完全解説P603~ 参考PDF① ・呼吸性アーチファクトを軽減するため脂肪抑制を付加して撮像する ・不安定プラークの性状評価には脂肪抑制パルスの付加が有用 ・2次元データ収集FSE法で撮像する場合は心電同期もしくは脈波同期が必須 ・3次元データ収集再収束フリップアング...
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MRスペクトロスコピー

試15-9、14-25、13-19、12-3、12-16、12-18、12-48、11-12、11-24、10-7、10-11、10-24、10-33、9-6、9-7、8-6、8-9、6-40、2-18、1-18 参考書籍:完全解説P116、撮像技術323-341 参考HP 参考文献① 参考文献② 概要 ・共鳴周波数の差から分子の種類や量を分析(スペクトル表示)する ・水や脂肪の信号を抑制することで代謝物のピークが得られる ・均一性が重要でシミングが必須 ・ppm(parts per million)表記は化学シフトの差が静磁場強度に依存しない普遍的な値 1H-MRS 1. N-アスパラギン酸(NAA:N-acetyl-aspartate) ・ピーク:2.0ppm ・正常ニューロンの指標 ・神経細胞障害(軸索損傷など)、神経源性の腫瘍、発達障害、神経細胞数減少が起こるとピークが低下する ・中枢神経系障害を呈する白質変性症であるCanavan病はNAAが特異的に上昇する 2.コリン(Cho) ・ピーク:3.2ppm ・多発性硬化症、悪性腫瘍、細...
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冠動脈・心臓

試14-41、12-43、13-14、13-50、10-19、8-7、8-12、8-13、6-35、4-11 参考書籍:撮像技術P301、307 参考PDF①   参考PDF② 概要 ・心臓MRIではradial scanとSSFPシーケンスを組み合わせると更にSNRが向上する ・薬剤負荷を行う際は前処置が必要 ・薬剤負荷を行うと、安静期では判断できない冠動脈狭窄の存在を知ることができる ・冠動脈狭窄率が75%以上になるまでは狭窄領域の心筋血流は非狭窄領域と同等に保たれる 撮像法 ①Coronary MRA(MRCA)(plaque imaging) ・冠動脈の形態を直接描出するMRA ・冠動脈狭窄病変の評価に用いる ○撮像法 a) selective 3D coronary MRA ・主要な冠動脈の走行に沿って撮像スラブを薄く設定し、呼吸停止下で撮像する b) whole-heart coronary MRA ・心臓全体を一度に3Dにて撮像する ・SSFPシーケンスに脂肪抑制やT2prepを併用することで明瞭に描出できる ・呼吸同期にはナビゲーター...
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女性骨盤、乳腺領域

女性骨盤 試15-34、15-39、14-42、13-13、13-16、12-49、12-50、11-43、10-1、10-44、9-20、9-28、8-20、8-34、7-7、7-39、4-31、2-15、2-17、1-15、1-17 参考HP①  参考HP②  参考PDF①  参考PDF② ・女性骨盤のMRI検査は病期診断に有用 図 T2WI Sag 1:外層筋層 2:junctional zone 3:子宮内膜 4:膀胱 5:恥骨 卵巣 ○卵巣癌 ・T1WI:不均一な低信号 ・T2WI:嚢胞性の部分が高信号、充実性部分が中~低信号 ・造影効果あり 〇卵巣捻転 ・所見 :「造影効果なし」 「卵巣の腫大」 「付属器への子宮の偏位」 「腹水の存在」 〇漿液性嚢胞腺腫 参考HP ・T1WIで単胞性の均一な低信号 ・T2WIで高信号 ・造影効果なし ・DWI(b=1000)で低信号を示す → 漿液は粘液物質を含まない比較的さらさらした透明な分泌液であるため 〇卵巣成熟嚢胞性奇形腫(類皮嚢腫/mature cystic te...
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膀胱、前立腺領域

前立腺 試15-38、15-39、13-16、12-44、11-12、10-7、10-30、9-6、9-28、8-6、8-35、6-19、5-17 参考HP①  参考HP② 参考ガイドラインPDF 図 前立腺Ax DWI 図 前立腺Ax T2WI 解剖・画像所見 ・区域分類 「辺縁域」「移行域」「中心域」 ・McNeal による解剖学的分類 「辺縁域」「移行域」 「中心域」「前葉線維筋性間質(AFS)」 ・神経血管束はrectoprostatio angleを走行する ・前立腺外科的被膜 :内腺領域と辺縁域の境界 ・前立腺背部より射精管が合流し中心域を通る ・前立腺中央を尿道が貫く ・正常な辺縁域はT2WIで高信号を示す ・限局性の炎症反応や生検後はT1WIで高信号を示す → 診断上、生検後8週間以上の期間を設ける 前立腺癌 ・好発部位:辺縁域 ・腫瘍マーカー:PSA ・DWI  高信号を示す  T2-shine-throughの影響を受けにくい  高信号として描出する場合は、b値は大きくする ・ADC  低信...
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肝臓領域、膵臓領域

肝臓領域 試15-39、14-43、13-18、13-16、12-47、12-49、12-50、11-22、11-19、10-18、9-18、8-18、6-5、6-6、5-28 参考書籍:撮像技術P143-144 参考HP①  参考HP②  参考HP③ 参考PDF①  参考PDF② 肝特異性造影剤(Gd-EOB-DTPA) ・排泄  胆汁と腎排泄(6割) 健常人は造影剤の約4割は糞中から排泄 ・細胞外液と肝細胞に分布する ・造影剤はトランスポータによって肝細胞に取り込まれる ・臨床における通常投与量 :0.1mL/kg(0.025mmol/kg)(250mmol/L) ・造影剤投与後(ダイナミック) 造影早期相では細胞外液性の造影剤として作用し、血流評価が可能 投与後1分程度から血中および細胞外液に取り込まれはじめる  20分後から肝細胞相での増強効果によって肝細胞機能を評価できる ・造影効果 少なくとも2時間持続する 造影効果は肝機能の程度によって変化する 腎機能は関係しない 血漿中のR1(T1緩和度)はGd-DTPA 造影剤の約2倍のT1短...
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