医療デバイス
条件付きMRI対応ペースメーカー
試18-44、17-43、16-45、14-30、14-31,13-31、13-34、12-36、11-31、11-30、11-29、10-27、9-25、8-32
参考PDF① 参考PDF② 参考HP①
○概要
・現状、0.5T、1.0T対応のものはない
・1.5T対応、3.0T対応の機種がある
・除細動付にも対応している
・所定の研修を受講していなければ実施できない
・添付文書には患者への教育の徹底が記載されている
○検査における注意事項等
・水平磁場のトンネル型のみ許可されている
・機種の添付文書に記載されている静磁場のみ検査可能
・検査時は生体モニターを装着し、連続的に心拍を監視することが義務付けられている
・ペースメーカーの本体は胸郭に埋められていることに限る
・遺存リードは検査不可
・心臓ペースメーカー植込み者は漏洩磁場のある操作室には入室できるが、磁場強度が0.5mTの場所まで
・B1+rms<2.0μTはSAR<0.1W/kgより撮像条件の制限値が緩和される
・検査中はオーバセンシングに特に注意する
・静磁場から受ける影響
「マグネットモード」:電池の残量を調べる機能
「ペースメーカーリセット」:ペースメーカーの安全機構
○オーバセンシング
参考PDF②
参考PDF③
・感知不全の一種
・ペースメーカーが自己心拍以外の雑音を自己のQRS群と誤認する
→誤認すると抑制、あるいは同期する
→徐脈がみられる
・検査中は特に注意する
○MRI対応モード(SureScanモード)
参考PDF④
・自己脈よりも短く設定する
避妊リング
・銅線を巻いた避妊リングは発熱の危険性がある
条件付 MRI 検査可能人工内耳
・撮影条件の変更は不要
・静磁場強度により検査前処置が異なる
・最大の危険性はトルク
条件付 MRI 対応脳深部刺激装置
・MRI 実施時には,主治医の立会いが不要
条件付MRI対応脊髄刺激(SCS)システム
・現状、1.5T対応の機種のみ
・所定の研修の受講が必須
・モードの変更は誰が行ってもよい
持続血糖測定器(Free StyleリブレPro)
参考HP①
・MRI検査禁忌である
MIZUHO社製脳動脈用杉田クリップ
参考PDF①
・3.0Tまで対応している
コンタクトレンズ
参考HP①
・UV仕様のみのコンタクトレンズ
→装着したまま検査可能
・カラーコンタクトレンズ
→金属系酸化物の着色剤が含まれるため禁忌
カプノメータ
・吸気・呼気に含まれるCO2の分圧mmHg(濃度%)を測定するモニタ
・気管チューブと人工呼吸器回路の間に装着する
パルスオキシメータ
・血圧計と同時に測定するときは逆側に装着する
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