試19-6
〇温度が画像に与える影響
死後MRIは体温によって信号強度やコントラストが変化し、
臨床画像では見慣れないコントラストを呈する場合がある
・FLAIRの水信号抑制不良
・T2WIの脂肪信号の抑制
・常磁性体の信号変化:大脳基底核、肝臓などの臓器にはフェリチン、マンガンなどの常磁性体の蓄積が多い。死後画像ではそれらの部位の信号変化が特に目立つ
〇温度依存パラメータ
・熱平衡磁化M0
・縦緩和時間T1
・横緩和時間T2
・拡散係数
・化学シフト
・共鳴周波数
・ADC値:生体と比較すると死体のADC値は、1/2~1/4程度まで減少する
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