肝臓 (生理解剖)

試19-38、17-31、15-3

参考HP①  参考HP②

参考書籍①:病気が見える 消化器


図 EOB-MRI 肝細胞相像

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解剖

・重量:成人で1~1.5kg
・肝臓に流入する血管:肝動脈と門脈
・肝臓から流出する血管:肝静脈→下大静脈に注ぐ
・肝臓の組織は肝小葉と言う構造単位が集まってできている
 肝臓を小葉に分ける部分をグリソン鞘という
 グリソン鞘内部をを小葉間静脈(肝門脈の枝)、小葉間動脈、小葉間胆管が走っている

・肝右葉と肝左葉の境界
 機能的区分
   →カントリー(Cantlie)線
   →胆嚢底と肝背面の下大静脈を結ぶ線
 解剖学的区分
   →肝鎌状靭帯により区分される

クイノー(Couinud)の肝区域分類
 門脈の分枝をもとにS1~S8に分類される


図 肝臓上部の区分け
参考HPより引用

図 肝臓上部の区分け
参考HPより引用

・肝細胞の働き
 タンパク質の合成と貯蔵
 炭水化物の変換
 コレステロール、胆汁酸、リン脂質の合成
 内生および外生物質の解毒、変性、排出
 胆汁の生成・分泌を促進する

・クッパー細胞
 物質の貪食取り込みを行う免疫機能を有する

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