過去問の解答一覧

過去問の解答を一覧にしました
この表が全て正しいとは断言はできませんが参考になれば幸いです

○参考
解答一覧を作成するに当たって以下の3点を参考にしました
解説サイト
掲示板
・私自身が出席した直前対策講習会の講義内容
正答の信頼度としては直前対策講習会>解説サイト、掲示板としています

○過去問について
過去問は認定機構HPからPDFでダウンロードできます
正答は公表されていません
臨床写真は個人情報保護の観点から、また法規問題は時代とともに変化するため公開を控えています

解答一覧

表1 過去問解答一覧(5回~13回) P1/2 

表2 過去問解答一覧(5回~13回) P2/2

表3 過去問解答一覧(14回~18回)

○表の見方
白色:解説サイトの解答で納得が出来る
黄色:筆者個人の考え(解説サイトと異なるor解説サイト自信なし)
青色:直前対策講習会の講義内容より

※1:図非公開
※2:非公開
※3:公式では問題非公開。解説サイトでは本文のみ掲載。
※4:公式では問題非公開。解説サイトでは本文のみ掲載、図非公開。
※5:公式では問題非公開。解説サイトでのみ掲載。
ただし、(公式の11-39)=(解説サイトの11-40)となっている。
→解説サイトの11-39が公式の11-40に該当する非公開の問題か??そうだとしても図がないため、回答不可。
※6:「複数の回答肢がある問題」や「正答率が低すぎた問題」があったため試験作成員会で審議した結果,不適切問題
※検討:本サイトにて検討中 過去問検討から

コメント

  1. ほし より:

    第6回 問7について
    正答5ではないでしょうか?
    (理由)
    1.高信号は血液による
    2.高信号は脂肪による
    3.子宮筋腫ではなく子宮腺筋症
    4.低信号は筋繊維密度が高く水分含有量が少ないため
    5.試験当時のエビデンスでは3週以上が推奨されていた。現在では8週以上が推奨されている。

    よって試験当時は5が正答となる。

    • 対策ノートの人 より:

      ほし様

      コメントありがとうございます。
      第6回 問7について再考しましたので報告します。

      1.問題の考察
      http://plaza.umin.ac.jp/~JMRTS/dl/shikenmondai6kai.pdf
      7)骨盤のMRIについて,正しい文章を選択して下さい.(正解1つ)
      1.T1強調像における内膜症性嚢胞の高信号は,高蛋白成分を示す.
      →誤り。
      高信号は血液による。

      2.T1強調像におけるdermoid cystの高信号は,高蛋白成分を示す.
      →誤り。
      高信号は脂肪による。

      3.子宮筋腫はT1強調像における腫瘤内の点状高信号が診断のサインでもある.
      →誤り。
      子宮筋腫ではなく子宮腺筋症。

      4.T2強調像におけるjunctional zoneの低信号は,毛細血管レベルのflow voidを示す.
      →誤り。
      junctional zone(内膜直下筋層)は筋繊維密度が高く水分含有量が少ないためT2WIでは低信号を示す。

      5.前立腺の生検部位はT1強調像で高信号を示すので,診断上,生検後3週間以上の期間を設ける必要がある.
      →試験当時は正しい。
      試験当時のエビデンスは前立腺癌画像診断ガイドライン(2007年版)が適用されると考えられます。ガイドラインでは「生検直後にMRIを撮像すると、血腫により画像が修飾され、病期診断にも支障が生じる。生検後少なくとも3週間以上あけてから病期診断のためのMRIを施行するのが望ましい」、と記載があるため、この選択肢は正しいことになります。
       なお現在では、画像診断ガイドライン(2016年版)にて、「生検のMR画質への影響を評価し,8週間が経過するとMR画像では前立腺内の出血の程度が明らかに改善すると報告されている。診療上,生検後からMRI撮像までの間隔を8週間以上開けることが許容されるならば,生検後8週間以降に撮像することが対策の1つとなる。」、と記載されており、この選択肢は誤りとなります。
      私が受験したときには画像診断ガイドライン(2016年版)をもとに選択肢5を誤りとし、消去法で残った4を正解として解答一覧を作成していたようです。

      参考:
      ・前立腺癌画像診断ガイドライン(2007年版)P3
      http://www.radiology.jp/content/files/418.pdf

      ・画像診断ガイドライン(2016年版)P446
      http://www.radiology.jp/content/files/diagnostic_imaging_guidelines_2016.pdf

      2.結論
      ・ほし様の考えが正しいです
      ・第6回 問7の正答は試験当時では5、現在では解なし
      ・病期診断のためのMRIは、生検後少なくとも8週間以上あけてから施行するのが望ましい(画像診断ガイドライン(2016年版)より)

      3.ノートの更新
      ・「解答一覧」にて、第6回 問7を解なしとしました。
      ・「膀胱、前立腺領域」にて、画像診断ガイドライン(2016年版)を参考PDFとして追加しました。

      ご指摘ありがとうございました。
      今後ともよろしくお願いいたします。

  2. ほし より:

    お役立てたなら幸いです。

    ついでに12回問39.40について
    問39.正答2
    問40.正答1.3.4だと思います。
    (理由)
    どちらも中脳に答えがある。
    問39.外転神経であれば橋レベルであり図Aは中脳レベルであることから動脈神経が妥当。
    問40.赤核なら中脳レベル、放線冠なら基底核より上の側脳室レベルが描出されるので提示画像の解として不適切なので残りが正答となる。

    よって問39の正答は2、問40の正答は1.3.4となる。

    • 対策ノートの人 より:

      ほし様

      コメントありがとうございます。
      第12回 問39、40について再考しましたので報告します。

      1.問題の考察
      http://plaza.umin.ac.jp/~JMRTS/dl/shikenmondai12kai.pdf
      ○第12回-問39に関して
      以下のサイトの図を参考にして各神経の頭尾レベルを確認したところ、ほし様の「外転神経であれば橋レベルであり図Aは中脳レベルであることから動脈神経が妥当。」という記載は正しいと考えます。
      よって、2が正答で良いかと思います。
      参考HP:https://www.akira3132.info/nerve_system.html

      ○第12回-問40に関して
      以下のサイトにて、T2WIの10スライス目で視床、淡蒼球、尾状核が確認できました。
      よって、1.3.4が正答でよいかと思います。
      参考HP:https://www.byomie.com/gallery/vol7/mri_axial/index.html

      2.ノートの更新
      ・「解答一覧」にて、第12回-問39の解答を2としました。
      ・「解答一覧」にて、第12回-問40の解答を1.3.4としました。

      画像問題に関してのご指摘ありがとうございました。
      今後ともよろしくお願いいたします。

  3. ほし より:

    第14回問10について

    正答1.4だと思います。
    (2が違う理由)
    ゼロ充填法はK空間の高周波領域(位相周波数方向どちらも可能、実際は時間分解能を考え位相方向の充填がメイン)にゼロ充填するため実際には信号を持っていない。つまりはきめ細かさを決定する因子が欠けるためSNR低下、ボケの増加、打ち切りアーチファクトの増加原因となり隣り合うピクセルとの境界ははっきりしなくなる。
    『見かけの』分解能となっているなら正答ですが、マトリックス数を増やす、または時間分解能を上げるために無理矢理ゼロ充填しているだけなので本来の分解能自体は実際に信号を取得していないので上がっていません。

    • 対策ノートの人 より:

      ほし様

      コメントありがとうございます。
      第14回 問10について再考しましたので報告します。

      1. 第14回-問10の選択肢2に関して
      http://plaza.umin.ac.jp/~JMRTS/dl/shikenmondai14kai.pdf
      ほし様のコメントの内容でよいと考えます。
      また、以下の参考書籍にてまとめられていたため、選択肢2は誤りでよいと思います。
      参考書籍:MRI完全解説第2版 P191

      2.ノートの更新
      ・「解答一覧」にて、第14回-問10の解答を1.4としました。

      詳細な根拠を提示した上でのご指摘ありがとうございました。
      今後ともよろしくお願いいたします。

  4. せな より:

    第13回(14) 1、3、4が解ではないでしょうか

    • 対策ノートの人 より:

      せな様

      コメントありがとうございます。
      第13回 問14について報告します。

      本問題に関しては、過去に私が受講した直前対策講習会の講義にて説明があり、1.4.5が正答だと考えられるとのことでした。
      また、こちらでは、内科学 第10版を引用し、「安静時では,冠動脈の狭窄度が80%以上に進行すると冠血流量が低下しはじめる」との記載があります。よって選択肢3は誤りと判断しました。

      せな様が正答1.3.4と判断された根拠を出典等含めて教えて頂けるとありがたいです。

      以上、よろしくお願いいたします。

  5. ほし より:

    横槍すみません。気になったので私も問題を解いてみました。
    1. ◯
    2. 心室中隔なので×
    3. 書籍や論文によって違う。80〜85%記載が多いが90%との報告もある。よって85%と決めつけは×(約85%なら◯と言えるがそうではない)
    4.◯
    5. 初期の心サルコイドーシスなら◯病期の進行度で冠状動脈狭窄の併発もあるのでその場合は×なのでこの選択肢は文章自体不適切

    よって正答1.4.(5※これしか残らないので3つ選ぶならこれが妥当)

    この認定試験は中途半端な文章が多く選択肢に迷う問が多々ありますね笑

  6. ほし より:

    第16回-問37は不適問題かと思われます。
    【根拠】
    設問2に関して、PASLとCASLの印加効率は単一パルスを照射するPASLの方が単位時間当たりに換算するとラベル効率は高いからです。
    また、複数の論文や標準MRIの評価と解析p143にもPASLのラベル効率の放射線が高いとはっきり記載されています。

    よって、正答1.2.4となり複数解の不適切問題であると考えます。

    機構はこうした問題が多々あるので、受験者の問題に対する疑問を解消するために解答の開示を行うべきかと思いますね笑

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