基礎物理

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SWI

SWI(susceptibilityweightedimage:磁化率強調像)試18-9、17-17、17-38、15-2、15-13、13-23、13-45参考書籍:完全解説P295~参考PDF①○概要・磁化率効果を強調した画像・T2*WIに位相画像を乗じて磁化率変化を強調する・微量な鉄沈着や酸素飽和度(デオキシヘモグロビン量)の違いを描出できる・磁化率効果の高い静脈構造を強調することで、髄質静脈や深部静脈系が明瞭に描出される・静脈系の描出に適している・静脈は位相変化が少ないため低信号に描出される・TEが長いと静脈の描出が向上し、SNRは低下・Gd系造影剤を用いると細い静脈が見えやすくなる・高濃度酸素を投与していると静脈を過小評価することがある・位相コントラスト画像はQp/Qs(肺循環体循環血流比)を測定できる・血流の影響で生じた位相変化による信号低下を防ぐために、 3軸にflowcompensationを印加する・位相画像に対しハイパスフィルタを用いて補正する・位相画像を用いて石灰化と出血の鑑別ができる・T2*強調画像より磁化率の変化による位相ズレの感度が高い○パラメータの影響・ボ...
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第15回-問題7

第15回の問題7の正答がわかりませんみなさんの意見を聞かせていただけるとありがたいですよろしくお願いします問題文電磁誘導の微分方程式を以下に示す.Vに関する正しい記述はどれか.3つ選べ.Vは誘導起電力,Aは比例定数,Mは磁化,tは時間,𝜔0はラーモア周波数とする.1.𝑴に比例する.2.𝜔0に比例する.3.z軸成分は1である.4.x軸成分は正弦波である.5.y軸成分は正弦波である.回答解説サイトや掲示板を確認したところ、選択肢134もしくは14と意見があります。解なしではとの疑いも出ている問題です。考察参考書籍:完全解説第2版P65~69根拠はないですが、個人的には145だと思っています。選択肢1は参考書籍内に記載があるので正しいです。選択肢2、3,4,5はわかりません。
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第15回-問題12

第15回の問題12の正答がわかりませんみなさんの意見を聞かせていただけるとありがたいですよろしくお願いします問題文脂肪抑制法に関する正しい記述はどれか.2つ選べ.1.拡散強調画像には必要不可欠である.2.モーションアーチファクト低減に寄与する.3.Dixon法のopposedphase画像は脂肪組織が低信号になる.4.CHESS(chemicalshiftselective)法は低磁場装置に不向きである.5.STIR(shortTIinversionrecovery)法は脂肪の信号を選択的に抑制する.回答解説サイトや掲示板を確認したところ、選択肢14もしくは24で意見が分かれています考察1.拡散強調画像には必要不可欠である.脂肪によるケミカルシフトアーチファクトの対策として,脂肪抑制法の併用が必須だと考えますが必要不可欠なのかはわかりません。2.モーションアーチファクト低減に寄与する.撮像技術改定2版P148~156動きのアーチファクトのなかでも、周期的な動きによるアーチファクト(ゴースト)に関して次の記載があった。「脂肪の信号強度が高くなるシーケンス(T1強調像や高速SE法T2強調像...
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第15回-問題40

第15回の問題40の正答について検討みなさんの意見を聞かせていただけるとありがたいですよろしくお願いします問題文下図はJISZ4951:2017の傾斜磁場出力上限値を示している.正しい組合せはどれか.横軸(ts,eff)は実効刺激持続時間(ms)とする回答解説サイトや掲示板を確認したところ、選択肢1もしくは5で意見が分かれています当サイトでは下記考察より、選択肢1を正答と考えています。誤り等ありましたらコメントしていただけると助かります。考察JISZ4951:2017にて傾斜磁場出力上限値を確認すると、選択肢1が正しくなりますしかし、MRI完全解説第2版P670でも同様の図が掲載されており、こちらをもとに回答すると選択肢5が正しくなります問題文の趣旨に合っているのは1となります。どのように判断したら良いのかわかりませんが、情報元の信頼度としてはJISのほうが完全解説よりも上でしょうか??○ほし様のコメント (2021/7)いかなるモードでも心刺激(期外収縮など)の発生を防ぐことを前提として閾値設定されています。第二水準管理操作モードであってもそれは同じなので心刺激を閾値とする考えが正し...
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第14回-問題23

第14回の問題23の正答がわかりませんみなさんの意見を聞かせていただけるとありがたいですよろしくおねがいします問題文脳血流を評価するためのArterialspinlabeling(ASL)法に関する正しい記述はどれか2つ選べ1.T2*強調像を利用する2.遅延血流がある場合には血管内信号が高くなることがある3.Postlabelingdelay(PLD)timeは1秒以下に設定しなければならない4.血流に信号を与えるRFパルスの印加効率は,連続波の方が単独波より高い5.本法で得られる脳血流定量値はヘマトクリット値やヘモグロビン濃度によって変化する回答解説サイトや掲示板を確認したところ、以下の回答パターンがありました①2、4②2、5③2、4,5当サイトでは2、5を正答として扱っています考察1.T2*強調像を利用するT2*WIを利用するのはDSC法よって、この選択肢は誤りだと考える2.遅延血流がある場合には血管内信号が高くなることがある参考資料① 以下の記載あり「ASLPerfusion画像で高信号を呈するものは,脳梗塞に関する病態としては梗塞後の再開通やぜいたく灌流,腫瘍では髄膜種や悪性度...
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第14回-問題5

第14回の問題5の正答がわかりませんみなさんの意見を聞かせていただけるとありがたいですよろしくおねがいします問題文受信コイルの半径をr,共鳴周波数をωとした場合,信号強度を表す関係式はどれか※ノイズは無視する1.𝑟𝜔2 2.𝑟2𝜔23.𝑟3𝜔24.√(𝑟𝜔) 5.𝜔√𝑟考察解説サイトや掲示板を確認したところ、正答は3.𝑟3𝜔2となっていますしかし、こちらの参考資料では2.𝑟2𝜔2についての記載があります
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脂肪抑制

試17-9、17-10、17-17,16-8、15-12、14-19、13-22、9-5、9-16、7-2、6-2、6-10、5-13、2-5、1-5参考書籍:集中講習P103参考PDF①  参考PDF②参考PDF③  参考PDF④参考PDF⑤①選択的脂肪抑制法水と脂肪の周波数差を利用した方法(FatSAT、ChemSAT、CHESS、SPECIAL、SPIR(SPAIR))○原理・同じプロトンでも脂肪と水では共鳴周波数が異なる(化学シフト)・脂肪は水よりも3.5ppm(1.5Tの静磁場では3.5ppm=224Hz)低い周波数で共鳴する・脂肪の共鳴周波数のみに狭いバンド幅のRFパルスを照射した後、スポイラー傾斜磁場で位相分散させてからデータ収集を行う・脂肪抑制パルス(pre-saturationpulse)をかけることで、脂肪プロトンの信号を落とし、水プロトンのみの画像を取得する・メチル基、メチン基、メチレン基の信号が抑制される・不飽和脂肪酸の共鳴周波数は水に近いため抑制されない・静磁場強度が高い方が有利→水と脂肪の周波数差が大きいため・脂肪抑制効果は静磁場の均一性に依存する○長所・ど...
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