過去問検討

磁気共鳴専門技術者試験について

過去問の解答一覧

過去問の解答を一覧にしましたこの表が全て正しいとは断言はできませんが参考になれば幸いです○参考解答一覧を作成するに当たって以下の3点を参考にしました・解説サイト・掲示板・私自身が出席した直前対策講習会の講義内容正答の信頼度としては直前対策講習会>解説サイト、掲示板としています○過去問について過去問は認定機構HPからPDFでダウンロードできます正答は公表されていません臨床写真は個人情報保護の観点から、また法規問題は時代とともに変化するため公開を控えています解答一覧表1 過去問解答一覧(5回~13回) P1/2 表2 過去問解答一覧(5回~13回) P2/2表3 過去問解答一覧(14回~18回) ○表の見方白色:解説サイトの解答で納得が出来る黄色:筆者個人の考え(解説サイトと異なるor解説サイト自信なし)青色:直前対策講習会の講義内容より※1:図非公開※2:非公開※3:公式では問題非公開。解説サイトでは本文のみ掲載。※4:公式では問題非公開。解説サイトでは本文のみ掲載、図非公開。※5:公式では問題非公開。解説サイトでのみ掲載。ただし、(公式の11-39)=(解説サイトの11-40)となって...
過去問検討

第17回-問題32

第17回の問題32について質問です。私自身、心臓の検査は経験がなく、見慣れないスライスのため、画像解剖があいまいです。みなさんの意見を聞かせていただけるとありがたいです。よろしくお願いします。問題文健常者の心臓SSFP像を示す.正しい組み合わせを選べ.SSFP:steady state free precession1. a – 三尖弁2. b – 肺動脈弁3. c – 二尖弁4. d – 僧帽弁5. e – 大動脈弁回答c:三尖弁、d:僧帽弁、e:肺動脈弁はわかるため回答は4となりますa,bについて教えていただきたいです。よろしくお願いします。
過去問検討

第16回-問題36

第16回の問題36の正答がわかりませんみなさんの意見を聞かせていただけるとありがたいですよろしくお願いします問題文MRアンギオグラフィ(MRA)について正しいのはどれか.1. PC法は速度エンコードの設定が必要ない2. TOF法ではエコー時間を短くすることで背景信号の抑制をしている3. Balanced SSFP系シーケンスは血流が速い方が血流の信号強度が高くなる4. 下肢静脈を2D-TOF法で撮像する際には呼吸補正を行うことで画質が向上する5. 非造影MRA法である心電図同期併用3D高速スピンエコー差分法では収縮期の画像から拡張期の画像を差分することで血管像を得る回答解説サイトや掲示板を確認したところ、選択肢3もしく4で意見が分かれています考察1. PC法は速度エンコードの設定が必要ない誤り2. TOF法ではエコー時間を短くすることで背景信号の抑制をしている参考PDF誤りエコー時間短縮で位相分散を少なくし、乱流の影響が減少する背景信号の抑制はMTCパルスを利用する方法がある実質部の信号を低下し、血管の描出能を向上させる3. Balansed SSFP系シーケンスは血流が速い方が血流の...
過去問検討

第16回-問題32

第16回の問題32について教えていただきたいですみなさんの意見を聞かせていただけるとありがたいですよろしくおねがいします問題文大後頭孔レベルの頭部 T2 強調画像を示す病変の有無をより明らかにする追加撮像で適切と考えられるものはどれか選択肢1. T1強調横断像2. T1強調矢状断像3. T2スター強調横断像4.プロトン密度強調横断像5.プロトン密度強調矢状断像解説サイトや掲示板を確認したところ、2. T1 強調矢状断像が正しいとなっています病変がどこにあるのかわかる方いましたらコメントにて教えてもらえないでしょうか
基礎物理

第15回-問題7

第15回の問題7の正答がわかりませんみなさんの意見を聞かせていただけるとありがたいですよろしくお願いします問題文電磁誘導の微分方程式を以下に示す.Vに関する正しい記述はどれか.3つ選べ.Vは誘導起電力,Aは比例定数,Mは磁化,tは時間,𝜔0はラーモア周波数とする.1. 𝑴に比例する.2. 𝜔0に比例する.3. z軸成分は1である.4. x軸成分は正弦波である.5. y軸成分は正弦波である.回答解説サイトや掲示板を確認したところ、選択肢134もしくは14と意見があります。解なしではとの疑いも出ている問題です。考察参考書籍:完全解説第2版P65~69根拠はないですが、個人的には145だと思っています。選択肢1は参考書籍内に記載があるので正しいです。選択肢2、3,4,5はわかりません。
基礎分野

第15回-問題12

第15回の問題12の正答がわかりませんみなさんの意見を聞かせていただけるとありがたいですよろしくお願いします問題文脂肪抑制法に関する正しい記述はどれか.2つ選べ.1. 拡散強調画像には必要不可欠である.2. モーションアーチファクト低減に寄与する.3. Dixon 法の opposed phase 画像は脂肪組織が低信号になる.4. CHESS(chemical shift selective)法は低磁場装置に不向きである.5. STIR(short TI inversion recovery)法は脂肪の信号を選択的に抑制する.回答解説サイトや掲示板を確認したところ、選択肢14もしくは24で意見が分かれています考察1. 拡散強調画像には必要不可欠である.脂肪によるケミカルシフトアーチファクトの対策として,脂肪抑制法の併用が必須だと考えますが必要不可欠なのかはわかりません。2. モーションアーチファクト低減に寄与する.撮像技術改定2版P148~156動きのアーチファクトのなかでも、周期的な動きによるアーチファクト(ゴースト)に関して次の記載があった。「脂肪の信号強度が高くなるシーケンス(...
技術分野

第15回-問題13

第15回の問題13の正答がわかりませんみなさんの意見を聞かせていただけるとありがたいですよろしくお願いします問題文正しい記述はどれか.3つ選べ1. SWIは位相画像にローパスフィルターを施す.2. Synthetic MRIは脂肪抑制画像を取得することができる.3. フーリエ変換はdeep learningによって置換することができる.4. MR fingerprintingでは撮像パラメータを撮像毎にランダムに設定する.5. CEST (chemical exchange saturation transfer) MRIはMT(magnetization transfer)効果を利用している.回答解説サイトや掲示板を確認したところ、選択肢234もしくは245で意見が分かれています考察1. SWIは位相画像にローパスフィルターを施す.参考PDF①上記のPDFのP13では、「撮像対象と脳実質のコントラストを強調するために、静磁場不均一の除去を行う。調整限界を超えた静磁場不均一に起因する位相シフトが、画像には含まれている。この位相シフトは撮像空間内で緩やかに変化することを利用し、ハイパスフ...
安全性

第15回ー問題49

第15回の問題49の正答がわかりませんみなさんの意見を聞かせていただけるとありがたいですよろしくお願いします問題文MRI検査時の安全性に対する判断について最も正しいのはどれか1. 酸化鉄を含む刺青も装置が改善されて安全にMRI検査が可能になった.2. 妊娠初期の妊婦に対するMRI検査は胎児への影響が大きいので禁忌である.3. 授乳中の患者への造影MRI検査は母乳から造影剤が漏出されるので禁忌である.4. 添付文書の記載事項を遵守しない場合は特段の理由がない限り刑事罰則が適用される.5. ステントの空間磁場勾配の制限値が680gauss/cmの場合,最大空間磁場勾配が800gauss/cmのMRI装置では検査ができない.回答解説サイトや掲示板を確認したところ、選択肢4もしくは5で意見が分かれています考察1. 酸化鉄を含む刺青も装置が改善されて安全にMRI検査が可能になった.参考となる情報元は見つけられませんでした。明らかに誤りである文だと思います。2. 妊娠初期の妊婦に対するMRI検査は胎児への影響が大きいので禁忌である.参考HP参考HPにて、「「妊娠初期に胎児のMRIを実施しても胎児に...
基礎分野

第15回-問題40

第15回の問題40の正答について検討みなさんの意見を聞かせていただけるとありがたいですよろしくお願いします問題文下図はJIS Z 4951:2017の傾斜磁場出力上限値を示している.正しい組合せはどれか.横軸(ts, eff)は実効刺激持続時間(ms)とする 回答解説サイトや掲示板を確認したところ、選択肢1もしくは5で意見が分かれています当サイトでは下記考察より、選択肢1を正答と考えています。誤り等ありましたらコメントしていただけると助かります。考察JIS Z 4951:2017にて傾斜磁場出力上限値を確認すると、選択肢1が正しくなりますしかし、MRI完全解説第2版P670でも同様の図が掲載されており、こちらをもとに回答すると選択肢5が正しくなります問題文の趣旨に合っているのは1となります。どのように判断したら良いのかわかりませんが、情報元の信頼度としてはJISのほうが完全解説よりも上でしょうか??○ほし様のコメント (2021/7)いかなるモードでも心刺激(期外収縮など)の発生を防ぐことを前提として閾値設定されています。第二水準管理操作モードであってもそれは同じなので心刺激を閾値とす...
基礎分野

第14回-問題23

第14回の問題23の正答がわかりませんみなさんの意見を聞かせていただけるとありがたいですよろしくおねがいします問題文脳血流を評価するためのArterial spin labeling(ASL)法に関する正しい記述はどれか2 つ選べ1. T2*強調像を利用する2. 遅延血流がある場合には血管内信号が高くなることがある3. Post labeling delay(PLD)timeは1秒以下に設定しなければならない4. 血流に信号を与えるRFパルスの印加効率は,連続波の方が単独波より高い5. 本法で得られる脳血流定量値はヘマトクリット値やヘモグロビン濃度によって変化する回答解説サイトや掲示板を確認したところ、以下の回答パターンがありました①2、4②2、5③2、4,5当サイトでは2、5を正答として扱っています考察1. T2*強調像を利用するT2*WIを利用するのはDSC法よって、この選択肢は誤りだと考える2. 遅延血流がある場合には血管内信号が高くなることがある参考資料① 以下の記載あり「ASL Perfusion画像で高信号を呈するものは,脳梗塞に関する病態としては梗塞後の再開通やぜいたく灌...
基礎分野

第14回-問題5

第14回の問題5の正答がわかりませんみなさんの意見を聞かせていただけるとありがたいですよろしくおねがいします問題文受信コイルの半径を r,共鳴周波数をωとした場合,信号強度を表す関係式はどれか※ノイズは無視する1. 𝑟𝜔2 2. 𝑟2𝜔2 3. 𝑟3𝜔2 4. √(𝑟𝜔) 5. 𝜔√𝑟考察解説サイトや掲示板を確認したところ、正答は3. 𝑟3𝜔2となっていますしかし、こちらの参考資料では2. 𝑟2𝜔2についての記載があります
基礎分野

第14回-問題48

第14回の問題48の正答がわかりませんみなさんの意見を聞かせていただけるとありがたいですよろしくおねがいします問題文MR画像を以下に示す描出されているものはどれか3つ選べ選択肢1. 海馬2. 被殻3. 大脳脚4. 視神経(視索)5. 三叉神経回答解説サイトや掲示板を確認したところ、以下の回答パターンで意見が分かれています①1,2,3②1,2,4③1,2,5④2,4,5問題の画像の断面がObl-Corのため意見が分かれやすいのでしょうか??参考画像参考画像として頭部T2WIの冠状断の解剖探しましたがちょうどいいものが見つかりませんでしたそのため、参考程度に画像診断Cafeから横断像を載せておきました
技術分野

第14回-問題41

第14回の問題41の正答がわかりません心臓領域について詳しい方おられましたら教えていただけないでしょうか?みなさんの意見を聞かせていただけるとありがたいですよろしくおねがいします問題文心臓のMRI検査に関する正しい記述はどれか2つ選べ1. たこつぼ型心筋症は強い遅延造影効果を示す2. 心臓サルコイドーシスの好発部位は心筋内層である3. 心アミロイドーシスは心内膜下にびまん性の遅延造影効果を示す4. 遅延造影心筋の範囲が 30%未満であれば心筋バイアビリティありと判定する5. 陳旧性心筋梗塞の遅延造影像は内膜下から外膜側へと広がる造影増強効果を示す回答と考察正しいものを2つ選べとなっていますが、解説サイトや掲示板では3,4,5の3つが正しいと記載されています各選択肢について調べてみたところ、私も3,4,5の3つが正しいのではないかと思いました1. たこつぼ型心筋症は強い遅延造影効果を示す 参考文献① P373にて以下の記載あり 「たこつぼ型心筋症では,遅延造影MRIにおいて遅延造影がみられないことが特徴とされてきたが,最近EitelやNakamoriらは,たこつぼ型心筋症急性期の9%~2...
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