基礎分野

基礎分野

核磁気共鳴 / 3T装置

核磁気共鳴試17-6、15-6、11-1、10-4、9-4、5-6、2-11、1-11参考書籍:完全解説P343、P95、P96、P85概要・陽子、中性子がともに同じかつ偶数であればすべてのスピンが対をつくるため磁性はもたない・核磁気共鳴現象を示す核種の例(過去出題分)核種スピン量子数核種スピン量子数1H1/225Mg5/22H127Al5/213C1/231P1/214N139K3/215N1/241K3/219F1/243Ca7/223Na3/2129Xe1/2上記以外は完全解説P17表1-1-1を参照・横緩和時間は共鳴周波数幅が広いほど短縮する・常磁性物質が持つ不対電子の磁気モーメントはプロトンの磁気モーメントの658倍・双極子間相互作用(DDI:dipole-dipole interaction)緩和の基本メカニズム水素原子核pが水素原子核qに及ぼすDDIの強さDDI ∝ μ2/r6 μ:磁気モーメントr:2つの原子間距離ラーモアの式試18-7、14-1、9-19、5-5・歳差運動の共鳴周波数ff=(γ・B0)/2π ω=γ・B0γ:磁気回転比(核種に固有の値がある)B0:静磁...
基礎分野

撮像条件

フリップ角試8-1参考書籍:完全解説P63フリップ角θ = γ・B1・tγ:磁気回転比B1:RFパルス強度γ・B1:RFパルスによる歳差運動の周波数t:RFパルスの照射時間FOV試16-13、7-14、7-30、9-9、5-9参考PDFFOV=BW/(γ×G)BW:受信バンド幅γ:磁気回転比G:傾斜磁場強度スライス厚試18-8、16-11、14-11、1-2、2-2参考書籍:完全解説P492~スライス厚Δz=BW/(γ×Gz )BW:送信バンド幅γ:磁気回転比Gz:スライス選択傾斜磁場強度送信バンド幅BWの励起RFパルスを照射すると、設定したBWの範囲内のプロトンが励起され共鳴する 傾斜磁場(空間磁場勾配)試19-46、16-11、16-46、14-8、14-9、14-11、14-32、14-33、13-33、12-33、12-34、9-22、7-23参考書籍:完全解説P157,165,169,P474~489~・磁場勾配により位相差を生じる・位相エンコードステップの最大勾配磁場の強度は 位相差が±πを超えないように設定する・傾斜磁場は磁気モーメントの位相分散(dephasing)を伴...
基礎分野

k空間と画像構成/ 磁性

試18-12、18-13、17-16、16-12、16-10、15-11、14-10、10-3、5-3、4-10参考書籍:完全解説P175、P182,P190、P192,P196 撮像技術P28、77k空間と実空間・k空間は画像を構成する様々な空間周波数をもつ正余弦波のフーリエ係数を表す・エルミート対称(複素共役対称の性質)がある・k空間の座標軸は波数である・実信号は偶関数、虚信号は奇関数である・実空間とk空間は互いにフーリエ変換の関係にある・磁場勾配による位相変化は磁場勾配の強さに依存する・実空間のFOVが大きさとk空間の空間周波数成分の細かさ(Δk)は反比例する・k空間の大きさ(波数範囲)LOKと実空間のボクセルサイズは反比例する・k 空間の中央に充填するエコーのTEを実効TEと呼ぶk空間の充填SE法、FSE法、GRE法EPI法・撮像時間が最速長方形マトリクス・位相エンコード間隔は等しい・位相エンコード数が少ない・マトリクスサイズは増大(空間分解能は低下)・撮像時間は短縮・SNRは上昇SENSEシーケンス・位相エンコードを間引いているため間隔が大きく、本数が少ない(位相方向のFOV...
基礎分野

画質への影響

表面効果試20-11、5-40、8-36参考書籍:完全解説P352・石灰巣に高分子が捕捉されて、動きが制限されてT1が短縮し、T1WIで高信号を示す現象・石灰化の表面積が大きいほどT1短縮効果が大きい例)T1WIやPDWIで膝関節半月板の断裂面が高信号になる※「石灰巣」を「粘調な蛋白質溶液」に置き換えると「高分子水和効果」というMT効果試18-11、18-28、16-16、14-1参考書籍:完全解説P341、撮像技術P255・自由水の信号が受けた変化を通して高分子や高分子に結合した水の1Hを、間接的に観察する・MTパルスの使用により生じる・TOF-MRAによる抹消血管の描出能は向上する・Gd 造影剤の造影効果を向上させる・磁化移動のこと・適当なオフセット周波数のRFパルスを照射したとき、飽和した水素原子核の磁化が、ゆるく結合する水分子中の水素原子核のスピン系に移動すること・コントラストの低下につながる・観察法としてオンレゾナンス法とオフレゾナンス法がある・On-resonance法でのMTパルスは横緩和時間の差を利用して結合水の磁化を飽和させる・高速SE法はSE法より影響が強い・高速S...
基礎分野

SE法 / SSFSE法

SE法試18-18、14-17、11-13、10-20、8-14、6-14、5-18参考PDF概要・磁場の不均一に強い・SE法で撮像する画像の種類→ 「T2WI」「FLAIR」「プロトン密度強調画像」「T1WI」・180°パルスは縦磁化成分と横磁化成分を反転させる・CPMG法を用いたSE法→ 180°パルスが不正確でも偶数番エコーは正確なT2減衰を示す→ 一度に多数のTEの異なったスピンエコー信号が得られる・SE法の信号強度SISI∝ρ×(1-exp(-TR/T1))×exp(-TE/T2)  (ただしTR≫TEの場合)ρ:プロトン密度T1:縦緩和時間T2:横緩和時間TR:繰り返し時間TE:エコー時間シーケンスチャートTEはチャート内のTの2倍の時間180°パルスのみを取り除くとGRE法になる流速補正用勾配が付加されているAとBの面積は等しい3D高速SE法試18-18、8-14、6-14・再収束パルス角を小さくする→SARは低下SNRは低下画像コントラストは低下・再収束パルスを非選択的パルスに変更した場合、最短エコー間隔が短くなる・低いRFAではETLを長くするとT2緩和時間を遅らせる...
基礎医学・解剖

関節 / 脊椎

肩関節試20-29、18-2、15-1、15-35、14-44、12-38、11-46、10-29、9-29、8-39、7-16、6-4、5-35、4-3参考URL①  参考PDF①  参考HP①参考HP②         参考HP③・肩関節腱板の構成:「肩甲下筋腱」「棘上筋腱」「棘下筋腱」「小円筋腱」・肩甲下筋起始:肩甲骨の肩甲下窩  停止:上腕骨の小結節・棘上筋起始:棘上窩       停止:上腕骨の大結節・棘下筋起始:棘下窩       停止:上腕骨の大結節・小円筋起始:肩甲骨の後面    停止:上腕骨の大結節・最も断裂が生じやすい腱:「棘上筋腱」・棘上筋腱の観察:中間外旋位の脂肪抑制T2WIの斜冠状断面が観察しやすい・インピンジメント症候群:上腕骨頭と腱板が鳥口肩峰アーチに衝突することで生じる・Hill-Sachs病変 上腕骨側の圧迫骨折 骨髄浮腫を示す・Bankert病変 肩関節脱臼に伴う関節唇の損傷 反復性の肩関節脱臼の原因となる・SLAP病変 関節唇上部に見られる損傷 投球などの反復ストレスで生じる肘関節試18-2、15-1、14-44、7-16、6-4○肘部管症候群・原...
基礎分野

高速イメージング / IR法

高速イメージング試20-10、20-20、19-14、16-12、15-17、15-18、15-19、13-41、12-19、8-12、5-20、4-39参考書籍:完全解説P201,P203~、P212~、撮像技術P1001.パラレルイメージング概要・k空間を間引いて信号を取得・複数コイルの空間的な感度差を利用してk空間座標を埋める・位相方向の画像展開を行う・複数のコイルを間引く方向と平行に配置する・g因子はコイル感度分布に依存する・ボリュームコイルよりサーフェイスコイルのほうが有利SENSE法(sensitive encoding)・k空間の外での画像上でのデータ操作(折り返しを戻す)によるParallel imaging・折り返しアーチファクトのある画像を再構成し、コイル感度分布の情報から折り返しを展開する・過程①事前にコイル感度分布を収集②k空間の位相エンコードラインを間引いて信号取得③フーリエ変換にて各コイルの折り返し画像が再構成される④各コイル感度分布の情報から折り返しを展開する・SENSE法のメリット①時間分解能が向上②撮像範囲の拡大③モーションアーチファクトの低減④EPI...
基礎分野

GRE法

1.GRE法の特徴試20-12、20-13、20-14、20-19、19-11、16-15、12-10、11-5、10-23、9-9、9-26、8-26、8-3、6-9、5-14参考:完全解説P257.P323~326~、撮像技術P91、259、264、260参考PDF・180°パルスを使用しない →TRの短縮により短時間撮像が可能 →SNR低下のためフリップ角を小さくして補償する →磁化率の影響を鋭敏に受ける →T2緩和と磁場の不均一の影響を合わせたT2*減衰となる・コントラストはFAにより変化する T1WIを撮像する際は,FA(flip angle)を90°よりも小さくする T2*WIを撮像する際は30°以下の小さいFAを用いる・造影検査では、TEはin phaseもしくは脂肪抑制を併用する・信号強度はピクセルサイズの影響を受ける・静磁場強度が高くなる程、opposed phaseとin-phaseの間隔は小さくなる・3個のαパルスを異なった間隔で印加すると3個のFIDと5個のエコーが形成される・TRを短縮するとSSFPになる・Ernst angle:信号強度が最大となるフリップ角...
基礎分野

循環器系

心臓試17-32、12-37参考HP①血管走行試18-5、18-31、15-4、14-46、14-49、13-8、11-34、11-37、9-21、8-28、7-28、5-36参考HP① 参考HP② 参考HP③ 参考HP④ 参考HP⑤・Willis脳底動脈輪の構成血管:「前大脳動脈」「前交通動脈」「中大脳動脈」「後大脳動脈」「後交通動脈」・眼動脈は内頸動脈から分岐・右総頚動脈は腕頭動脈から分岐・外頸動脈は総頸動脈から分岐・右椎骨動脈は右鎖骨下動脈から分岐・左椎骨動脈は左鎖骨下動脈から分岐・後下小脳動脈(PICA)は椎骨動脈から分岐・前脈絡叢動脈は内頸動脈から分岐・前脊髄動脈は椎骨動脈から分岐主として脊髄の前2/3部に分布・外側レンズ核線条体動脈(LSA)は穿通枝である穿通枝:脳内主幹動脈から分岐した細い動脈・肺静脈は左心房に還流する・冠状静脈洞は右心房に開く・下副腎動脈は腎動脈から分岐・右腎動脈は左腎動脈に比べてやや長い・肝門部では,腹側から背側に向かって肝・肝動脈・門脈の順に並ぶ・上腸間膜動脈は膵臓の背側を通り,十二指腸水平部の前面を越えて下行する・外腸骨動脈は大腿動脈に移行する・大...
基礎分野

MR血管撮像

MRA:bright blood MRA試20-15、19-15、19-20、18-16、18-29、17-11、17-17、17-22、16-17、16-36、15-26、14-49、13-36、13-49、11-3、9-10、6-12、5-4、5-11、5-29参考書籍 完全解説P595,581  撮像技術P117,122,219,230,249,307参考PDF①  参考PDF②参考PDF③  参考PDF④タイムオブフライト法(TOF:time of flight)○概要・GRE法を用いて流入(インフロー)効果を利用・TRごとにαパルスを与えると、新しくその部分に入る血液は、縦磁化はずっと回復した状態と同じとみなせ、これを短いTRにて画像にすると血管だけを強調できる・血管以外のT1値の短い物質ほど高信号・得られた画像は,MIP処理され三次元的に観察される・流入効果を高めるため、目的の血管に垂直な断面にする・脳血流の低下が予想される場合、TRの延長で血管の描出能が向上する・エコー時間を短縮すると位相分散を少なくし、乱流の影響が減少する →血管内腔の高信号が得られる○撮像法a) 2D...
基礎分野

内分泌系 / 腎臓

内分泌腺とホルモンの主な作用内分泌腺ホルモン主な作用脳下垂体前葉★成長ホルモン(STH、GH)・成長促進(蛋白質合成促進、骨・筋肉・内臓の成長)・脂肪細胞分解・血糖値上昇・睡眠中に多く分泌 ・欠乏→「小人症」「シモンス病」・過剰→「末端肥大症」「巨人症」乳腺刺激ホルモン(PRL:プロラクチン)・乳腺発達促進・乳汁分泌促進・排卵抑制・黄体活動の抑制中間葉メラニン色素刺激ホルモン(MSH)・メラニン形成を促進して皮膚を黒くする後葉★オキシトシン(OT:子宮収縮ホルモン)・乳腺取巻く近上皮細胞を収縮させ乳汁を放出★バソプレッシン(VP)       (ADH)・腎臓に働き水の再吸収を促す(抗利尿作用)・血管を収縮させ血圧を上昇させる・欠乏→「尿崩症」間脳視床下部・成長ホルモン抑制ホルモン(ソマトスタチン)・プロラクチン放出ホルモン(PRH)・プロラクチン抑制ホルモン(ドーパミン)・脳下垂体前葉からのホルモン放出を 促進あるいは抑制する・TRHはプロラクチン放出作用をもつ 松果体メラトニン・黒色色素胞を収縮させる  ・概日リズムに関連・生殖腺の発達及び活動を抑える甲状腺★サイロキシン(T4)★...
基礎分野

拡散強調像(DWI) / ファンクショナルMRI(fMRI)

拡散強調像(DWI)試20-9、19-12、19-36、18-10、18-20、17-8、17-12,17-13,17-22,17-28,17-38,16-34、15-28、14-2、14-21、12-15、11-10、9-8、9-15、7-13、4-4、2-13、1-13参考書籍:完全解説P268~ 、 撮像技術P125~参考PDF①  参考PDF②  参考PDF③参考PDF④  参考PDF⑤  参考PDF⑥参考PDF⑦  参考PDF⑧  参考HP① 概要・水分子の拡散の大きさとその方向を知ることができる・分子運動が少ない程、高信号(腫瘍内容など)・同時に3方向に拡散運動検出傾斜磁場(MPG:motion probing gradient)を付加することで 拡散の異方性をなくすことができる・水分子拡散の確率密度分布は生体内で正規分布しない・EPI法はスピンエコー法に比べバンド幅が広い→ ケミカルシフトアーチファクトの影響が小さい・EPI法によるDWIでは縦緩和の影響を排除するためにTRを長く設定する・DWIBS:全身の拡散強調背景抑制法・IVIM(intra voxel incohe...
基礎分野

肝臓 (生理解剖)

試19-38、17-31、15-3参考HP①  参考HP②参考書籍①:病気が見える 消化器図 EOB-MRI 肝細胞相像解剖・重量:成人で1~1.5kg・肝臓に流入する血管:肝動脈と門脈・肝臓から流出する血管:肝静脈→下大静脈に注ぐ・肝臓の組織は肝小葉と言う構造単位が集まってできている 肝臓を小葉に分ける部分をグリソン鞘という グリソン鞘内部をを小葉間静脈(肝門脈の枝)、小葉間動脈、小葉間胆管が走っている・肝右葉と肝左葉の境界 機能的区分   →カントリー(Cantlie)線   →胆嚢底と肝背面の下大静脈を結ぶ線 解剖学的区分   →肝鎌状靭帯により区分される・クイノー(Couinud)の肝区域分類 門脈の分枝をもとにS1~S8に分類される図 肝臓上部の区分け参考HPより引用図 肝臓上部の区分け参考HPより引用・肝細胞の働き タンパク質の合成と貯蔵 炭水化物の変換 コレステロール、胆汁酸、リン脂質の合成 内生および外生物質の解毒、変性、排出 胆汁の生成・分泌を促進する・クッパー細胞 物質の貪食取り込みを行う免疫機能を有する
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