基礎分野

基礎分野

MR血管撮像

MRA:brightbloodMRA試18-16、18-29、17-11、17-17、17-22、16-17、16-36、15-26、14-49、13-36、13-49、11-3、9-10、6-12、5-4、5-11、5-29参考書籍 完全解説P595,581  撮像技術P117,122,219,230,249,307参考PDF①  参考PDF②参考PDF③  参考PDF④タイムオブフライト法(TOF:timeofflight)○概要・GRE法を用いて流入(インフロー)効果を利用・TRごとにαパルスを与えると、新しくその部分に入る血液は、縦磁化はずっと回復した状態と同じとみなせ、これを短いTRにて画像にすると血管だけを強調できる・血管以外のTl値の短い物質ほど高信号・得られた画像は,MIP処理され三次元的に観察される・流入効果を高めるため、目的の血管に垂直な断面にする・脳血流の低下が予想される場合、TRの延長で血管の描出能が向上する・エコー時間を短縮すると位相分散を少なくし、乱流の影響が減少する○撮像法a)2D-TOF法・頸部や腹部,下肢血管など,広い範囲の撮像に利用される・3Dに比べ...
基礎分野

内分泌系 / 腎臓

内分泌腺とホルモンの主な作用内分泌腺ホルモン主な作用脳下垂体前葉★成長ホルモン(STH、GH)・成長促進(蛋白質合成促進、骨・筋肉・内臓の成長)・脂肪細胞分解・血糖値上昇・睡眠中に多く分泌 ・欠乏→「小人症」「シモンス病」・過剰→「末端肥大症」「巨人症」乳腺刺激ホルモン(PRL:プロラクチン)・乳腺発達促進・乳汁分泌促進・排卵抑制・黄体活動の抑制中間葉メラニン色素刺激ホルモン(MSH)・メラニン形成を促進して皮膚を黒くする後葉★オキシトシン(OT:子宮収縮ホルモン)・乳腺取巻く近上皮細胞を収縮させ乳汁を放出★バソプレッシン(VP)       (ADH)・腎臓に働き水の再吸収を促す(抗利尿作用)・血管を収縮させ血圧を上昇させる・欠乏→「尿崩症」間脳視床下部・成長ホルモン抑制ホルモン(ソマトスタチン)・プロラクチン放出ホルモン(PRH)・プロラクチン抑制ホルモン(ドーパミン)・脳下垂体前葉からのホルモン放出を 促進あるいは抑制する・TRHはプロラクチン放出作用をもつ 松果体メラトニン・黒色色素胞を収縮させる  ・概日リズムに関連・生殖腺の発達及び活動を抑える甲状腺★サイロキシン(T4)★...
基礎分野

拡散強調像(DWI) / 拡散テンソル画像(DTI)

拡散強調像(DWI)試18-10、18-20、17-8、17-12,17-13,17-22,17-28,17-38,16-34、15-28、14-2、14-21、12-15、11-10、9-8、9-15、7-13、4-4、2-13、1-13参考書籍:完全解説P268~ 、 撮像技術P125~参考PDF①  参考PDF②  参考PDF③参考PDF④  参考PDF⑤  参考PDF⑥参考PDF⑦  参考PDF⑧  参考HP① 概要・水分子の拡散の大きさとその方向を知ることができる・分子運動が少ない程、高信号(腫瘍内容など)・同時に3方向に拡散運動検出傾斜磁場(MPG:motionprobinggradient)を付加することで 拡散の異方性をなくすことができる・水分子拡散の確率密度分布は生体内で正規分布しない・EPI法はスピンエコー法に比べバンド幅が広い→ ケミカルシフトアーチファクトの影響が小さい・EPI法によるDWIでは縦緩和の影響を排除するためにTRを長く設定する・DWIBS:全身の拡散強調背景抑制法・IVIM(intravoxelincoherentmotion):ボクセル内における...
基礎医学・解剖

肝臓 (生理解剖)

試17-31、15-3参考HP①  参考HP②参考書籍①:病気が見える 消化器図 EOB-MRI 肝細胞相像解剖・重量:成人で1~1.5kg・肝臓に流入する血管:肝動脈と門脈・肝臓から流出する血管:肝静脈→下大静脈に注ぐ・肝臓の組織は肝小葉と言う構造単位が集まってできている 肝臓を小葉に分ける部分をグリソン鞘という グリソン鞘内部をを小葉間静脈(肝門脈の枝)、小葉間動脈、小葉間胆管が走っている・肝右葉と肝左葉の境界 機能的区分   →カントリー(Cantlie)線   →胆嚢底と肝背面の下大静脈を結ぶ線 解剖学的区分   →肝鎌状靭帯により区分される・クイノー(Couinud)の肝区域分類 門脈の分枝をもとにS1~S8に分類される図 肝臓上部の区分け参考HPより引用図 肝臓上部の区分け参考HPより引用・肝細胞の働き タンパク質の合成と貯蔵 炭水化物の変換 コレステロール、胆汁酸、リン脂質の合成 内生および外生物質の解毒、変性、排出 胆汁の生成・分泌を促進する・クッパー細胞 物質の貪食取り込みを行う免疫機能を有する
基礎分野

MR灌流強調画像(perfusion weighted imaging:PWI)

概要試18-26、17-14、17-39、16-35、16-37、15-30、14-23、13-23、10-16、8-5、7-5、6-5参考書籍:完全解説P624~P639~P645MRI評価と解析参考PDF①  参考PDF②  参考PDF③参考PDF④  参考PDF⑤  参考PDF⑥参考PDF⑦参考HP①   参考HP②   参考HP③ 参考HP④ ・脳血流量(CBF)、脳血液量(cBV)、平均通過時間(MTT)が得られる・関心領域内の微小循環による信号強度変化を経時的に画像化する・灌流(perfusion) 組織の毛細血管における血流動態  単位時間あたりに入れ替わる血液量で表される(ml/min/100g)撮像法1.DSC-PWI(dynamicsusceptibilitycontrastPWI)○手法・Gd造影剤を血管内急速注入後のT2*WI(通常はEPI法)を 連続撮像する 造影剤の磁化率効果により血管内外の信号強度差が生じる そのT2短縮効果による信号上昇を継時的に観察する 組織の信号強度低下を捉えた曲線から、組織の血液灌流を評価する・造影剤投与前後のT2*緩和速度(R2*...
基礎分野

SWI

SWI(susceptibilityweightedimage:磁化率強調像)試18-9、17-17、17-38、15-2、15-13、13-23、13-45参考書籍:完全解説P295~参考PDF①○概要・磁化率効果を強調した画像・T2*WIに位相画像を乗じて磁化率変化を強調する・微量な鉄沈着や酸素飽和度(デオキシヘモグロビン量)の違いを描出できる・磁化率効果の高い静脈構造を強調することで、髄質静脈や深部静脈系が明瞭に描出される・静脈系の描出に適している・静脈は位相変化が少ないため低信号に描出される・TEが長いと静脈の描出が向上し、SNRは低下・Gd系造影剤を用いると細い静脈が見えやすくなる・高濃度酸素を投与していると静脈を過小評価することがある・位相コントラスト画像はQp/Qs(肺循環体循環血流比)を測定できる・血流の影響で生じた位相変化による信号低下を防ぐために、 3軸にflowcompensationを印加する・位相画像に対しハイパスフィルタを用いて補正する・位相画像を用いて石灰化と出血の鑑別ができる・T2*強調画像より磁化率の変化による位相ズレの感度が高い○パラメータの影響・ボ...
基礎分野

腹部領域 / その他

上腹部試13-10、7-7参考HP①・副脾は膵内にも存在する・副腎は皮質と髄質に分かれている・肝門とは左葉内側区(S4)と尾状葉(S1)の間隙である・胆汁は肝臓で生成される・後腹膜臓器後腹壁の壁側腹膜より後方に位置する臓器腹膜により後腹壁に固定されているこの部位の臓器に炎症が起こると腰背部痛が起こりやすいという特徴がある「腎臓」「十二指腸」「副腎」「腹大動脈」「膵臓」「下大静脈」「尿管」「胸管」・腹腔内臓器腹膜で覆われていない腸間膜をもっている「脾臓」「胃」「小腸(空腸、回腸)」「虫垂」「横行結腸」「S状結腸」「卵巣」「卵管」・微妙な立ち位置の臓器間膜は持っていないが、奨膜に大半を覆われていている「上行・下行結腸」「直腸」「盲腸」「肝臓」筋サルコイドーシス試14-44参考PDF①・Darkstarsign T2WI:丸い結節(高信号)の内部に星型(低信号)を呈する・Threestripessign T2WI:中心の低信号の層が2つの高信号の層に挟まれる三層構造を呈する図 T2WICor名称に関する問題試14-47・腎筋膜:Gerota筋膜・大前根動脈:Adamkiewicz動脈・肝腎陥...
基礎物理

第15回-問題7

第15回の問題7の正答がわかりませんみなさんの意見を聞かせていただけるとありがたいですよろしくお願いします問題文電磁誘導の微分方程式を以下に示す.Vに関する正しい記述はどれか.3つ選べ.Vは誘導起電力,Aは比例定数,Mは磁化,tは時間,𝜔0はラーモア周波数とする.1.𝑴に比例する.2.𝜔0に比例する.3.z軸成分は1である.4.x軸成分は正弦波である.5.y軸成分は正弦波である.回答解説サイトや掲示板を確認したところ、選択肢134もしくは14と意見があります。解なしではとの疑いも出ている問題です。考察参考書籍:完全解説第2版P65~69根拠はないですが、個人的には145だと思っています。選択肢1は参考書籍内に記載があるので正しいです。選択肢2、3,4,5はわかりません。
基礎分野

第15回-問題12

第15回の問題12の正答がわかりませんみなさんの意見を聞かせていただけるとありがたいですよろしくお願いします問題文脂肪抑制法に関する正しい記述はどれか.2つ選べ.1.拡散強調画像には必要不可欠である.2.モーションアーチファクト低減に寄与する.3.Dixon法のopposedphase画像は脂肪組織が低信号になる.4.CHESS(chemicalshiftselective)法は低磁場装置に不向きである.5.STIR(shortTIinversionrecovery)法は脂肪の信号を選択的に抑制する.回答解説サイトや掲示板を確認したところ、選択肢14もしくは24で意見が分かれています考察1.拡散強調画像には必要不可欠である.脂肪によるケミカルシフトアーチファクトの対策として,脂肪抑制法の併用が必須だと考えますが必要不可欠なのかはわかりません。2.モーションアーチファクト低減に寄与する.撮像技術改定2版P148~156動きのアーチファクトのなかでも、周期的な動きによるアーチファクト(ゴースト)に関して次の記載があった。「脂肪の信号強度が高くなるシーケンス(T1強調像や高速SE法T2強調像...
基礎分野

第15回-問題40

第15回の問題40の正答について検討みなさんの意見を聞かせていただけるとありがたいですよろしくお願いします問題文下図はJISZ4951:2017の傾斜磁場出力上限値を示している.正しい組合せはどれか.横軸(ts,eff)は実効刺激持続時間(ms)とする回答解説サイトや掲示板を確認したところ、選択肢1もしくは5で意見が分かれています当サイトでは下記考察より、選択肢1を正答と考えています。誤り等ありましたらコメントしていただけると助かります。考察JISZ4951:2017にて傾斜磁場出力上限値を確認すると、選択肢1が正しくなりますしかし、MRI完全解説第2版P670でも同様の図が掲載されており、こちらをもとに回答すると選択肢5が正しくなります問題文の趣旨に合っているのは1となります。どのように判断したら良いのかわかりませんが、情報元の信頼度としてはJISのほうが完全解説よりも上でしょうか??○ほし様のコメント (2021/7)いかなるモードでも心刺激(期外収縮など)の発生を防ぐことを前提として閾値設定されています。第二水準管理操作モードであってもそれは同じなので心刺激を閾値とする考えが正し...
基礎分野

第14回-問題23

第14回の問題23の正答がわかりませんみなさんの意見を聞かせていただけるとありがたいですよろしくおねがいします問題文脳血流を評価するためのArterialspinlabeling(ASL)法に関する正しい記述はどれか2つ選べ1.T2*強調像を利用する2.遅延血流がある場合には血管内信号が高くなることがある3.Postlabelingdelay(PLD)timeは1秒以下に設定しなければならない4.血流に信号を与えるRFパルスの印加効率は,連続波の方が単独波より高い5.本法で得られる脳血流定量値はヘマトクリット値やヘモグロビン濃度によって変化する回答解説サイトや掲示板を確認したところ、以下の回答パターンがありました①2、4②2、5③2、4,5当サイトでは2、5を正答として扱っています考察1.T2*強調像を利用するT2*WIを利用するのはDSC法よって、この選択肢は誤りだと考える2.遅延血流がある場合には血管内信号が高くなることがある参考資料① 以下の記載あり「ASLPerfusion画像で高信号を呈するものは,脳梗塞に関する病態としては梗塞後の再開通やぜいたく灌流,腫瘍では髄膜種や悪性度...
基礎物理

第14回-問題5

第14回の問題5の正答がわかりませんみなさんの意見を聞かせていただけるとありがたいですよろしくおねがいします問題文受信コイルの半径をr,共鳴周波数をωとした場合,信号強度を表す関係式はどれか※ノイズは無視する1.𝑟𝜔2 2.𝑟2𝜔23.𝑟3𝜔24.√(𝑟𝜔) 5.𝜔√𝑟考察解説サイトや掲示板を確認したところ、正答は3.𝑟3𝜔2となっていますしかし、こちらの参考資料では2.𝑟2𝜔2についての記載があります
基礎分野

第14回-問題48

第14回の問題48の正答がわかりませんみなさんの意見を聞かせていただけるとありがたいですよろしくおねがいします問題文MR画像を以下に示す描出されているものはどれか3つ選べ選択肢1.海馬2.被殻3.大脳脚4.視神経(視索)5.三叉神経回答解説サイトや掲示板を確認したところ、以下の回答パターンで意見が分かれています①1,2,3②1,2,4③1,2,5④2,4,5問題の画像の断面がObl-Corのため意見が分かれやすいのでしょうか??参考画像参考画像として頭部T2WIの冠状断の解剖探しましたがちょうどいいものが見つかりませんでしたそのため、参考程度に画像診断Cafeから横断像を載せておきました 
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